結論から先に言うと、
使い方と元の材質と作り手によっては、
5年〜10年ほどもつと言えます。
使い方によっては、例えば、雨に濡れても気にせず、
その後の手入れも怠っていたのであれば、3年程度で
みすぼらしい外観になってしまうこともあるでしょうし、
そうではなく、濡れなくても定期的に乾拭きやブラッシング
で手入れをしているものであれば5〜6年は余裕で、
モノによっては10年近く使っていても見劣りしないモノも
あります。
また、材質や作り手の観点では、
大量生産されている安い皮を使って機械で縫製したものだと、
どうしても傷みが早く長持ちせずに処分してしまうことに
なります。
逆に寿命の長いものは、
材質で言えば、イタリア・イギリス・ドイツ・フランスなど
の有名な産地の皮革を使ったものです。
西欧の牛は、広大な敷地の中でストレスなく、また丁寧に
育てられているので、原皮としてもとても優秀です。
牛の部位によって「なめし」方を変えたりするなど、
こだわりに溢れています。
また牛の飼育にまで注力し、広大な敷地の中で自由に遊ばせ
上質な原皮を作り出すところが、アジア産の皮革と大きく
違う部分と言えます。
作り手は、もちろん日本の職人【MADE IN JAPAN】が最高。
日本の熟練した職人が手作りしたものだと、縫製もしっかり
しておりすぐにほつれることもなく、長く愛用できます。
ちなみに、
革財布の寿命は3年程度という意見もあります。
でもそれはあくまでも売り手側のオススメです。
※売り手側は総じて短めの期間をオススメするものです。
例えば、クルマを所有してる人はわかると思いますが、
エンジンオイルの交換時期は、カーショップやガソリン
スタンドでは、3000km〜5000kmごとに交換することを推奨
しています。
これに対してロードサービスのJAFによると、1万5000km
程度が交換のめやすとしてサイトに掲載しています。
売り手側はどうしても消費を促すようにオススメするもの
なのですね。だから売り手側の値をまともに取ってはいけ
ません。